いいことの次には悪いことがある。悪いことの次にはいいことがある。僕のジンクス。ジンクスというか、これが世の中の事実なんだと思う。僕はそう信じている。

 感情には天井とそこがあって、グラフに書いたら中央から上がいいことで、下が悪いこととして認識される。縦軸の+方向がプラスの感情で、−方向がマイナスの感情、グラフの横軸は時間経過を指している。

 悪いことがあると感情は底辺に落ちる。どん底。これ以上下がない所に落ちる。それは、今、底辺にいるのだから、これより落ちることはもう無くて、次に起こることはたとえ平均より下であろうと、今よりはいいこととして受け止められる。
 逆に、いいことは感情の天井にぶつかっているから、これ以上いいことは起こらない。次に起こるのは程度がどうあれ全部今より悪いことに感じてしまう。

 だから、必然的に、出来事はすべていいことと悪いことの繰り返しだ。いいことがあったら後で絶対悪いことが起きるけど、その悪いことの次にはまたいいことが必ず起きる。サイン波みたいにいいことと悪いことは繰り返している。

 これは、油断するなって戒めにもなるし、どん底に落ちた時には励ましにもなると思う。

 これが、僕のジンクス。
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